
子どもと一緒に食事をしたり、遊んだり、掃除をしたり、眠ったり―。国の育児手当制度が充実しているスウェーデンで、子どもと過ごす父親の姿を撮影した写真の巡回展「スウェーデンのパパたち」が23日まで、秋田市山王の県児童会館で開かれている。育児をするパパたちの表情を切り取り、その思いを伝えている。
会館2階に、スウェーデンの写真家ヨハン・べーヴマン氏が撮影した写真25点が並ぶ。写真の下に添えられたパネルでは、父親の名前と年齢、職業とともに、それぞれのコメントを紹介。
「育児休暇は気楽だと思っていましたが、それがいかに多くの労力とフラストレーションを伴うものか、今では分かります。同時に、多くの喜びももたらしてくれます」
「子どもとこうした強い心のつながりを築けることは特別な権利です。育児休暇を取得しなかったら何を逃していたかが分かりません」
「私の人生観は変わり、振り返って考える時間になりました」
育児休暇を取得し子どもと多くの時間を過ごすことを選択した父親25人の言葉が並ぶ。
3歳の孫と会場を訪れた秋田市山王の男性(79)は「サラリーマンとして働いた自分は、子どもと過ごせる時間はなかった。私の時代はそういう時代だった。今は、女性も仕事を頑張る時代。男性も子育てに関わらなければ」と話した。
巡回展は65以上の国で実施され、日本でも2017年から全国で開催。本県での展示は県とスウェーデン大使館が初めて主催した。
午前9時~午後5時(23日は正午)。入場無料。
会館2階に、スウェーデンの写真家ヨハン・べーヴマン氏が撮影した写真25点が並ぶ。写真の下に添えられたパネルでは、父親の名前と年齢、職業とともに、それぞれのコメントを紹介。
「育児休暇は気楽だと思っていましたが、それがいかに多くの労力とフラストレーションを伴うものか、今では分かります。同時に、多くの喜びももたらしてくれます」
「子どもとこうした強い心のつながりを築けることは特別な権利です。育児休暇を取得しなかったら何を逃していたかが分かりません」
「私の人生観は変わり、振り返って考える時間になりました」
育児休暇を取得し子どもと多くの時間を過ごすことを選択した父親25人の言葉が並ぶ。
3歳の孫と会場を訪れた秋田市山王の男性(79)は「サラリーマンとして働いた自分は、子どもと過ごせる時間はなかった。私の時代はそういう時代だった。今は、女性も仕事を頑張る時代。男性も子育てに関わらなければ」と話した。
巡回展は65以上の国で実施され、日本でも2017年から全国で開催。本県での展示は県とスウェーデン大使館が初めて主催した。
午前9時~午後5時(23日は正午)。入場無料。