九十九島、水田に「浮かぶ」 田植え期のレアな光景

田植えの季節を迎え、田んぼに水が張られた九十九島周辺(小型無人機で撮影)
 秋田県にかほ市象潟町の九十九島周辺は田植えの季節を迎えている。晴れ間が広がった2日、小型無人機ドローンで上空から撮影すると、水を張った田んぼに島々が浮かんでいるかのようだった。

 九十九島は、約2500年前の鳥海山の山体崩壊でできた「流れ山」で、潟湖(せきこ)に浮かぶ大小の小島だった。美しい風景は松島と並ぶ景勝地として松尾芭蕉ら多くの文人が訪れ、句を詠んでいる。しかし、1804年の象潟地震で地盤が隆起し、陸地に島々が点在するような現在の姿になった。



 九十九島の奥には残雪の鳥海山が雄大にそびえ、自然豊かでのどかな風景が広がっている。潟湖に浮かぶ島々だった往時の姿を想像させる眺めは、田植え前後のわずかな期間にしか見ることができない貴重な光景だ。

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