駅のホームでカフェ始めます 由利鉄矢島駅、土日祝日営業

オープンを前にリハーサルする社員たち
 秋田県由利本荘市の由利高原鉄道(春田啓郎社長)は20日から、矢島駅のプラットホーム内に「由利鉄ホームカフェ」を開設し、地元コーヒー店や菓子店の商品を販売する。営業は土日祝日の午前9時半~午後2時。まずは3カ月間の試験オープンだが、好評なら11月半ばごろまで続けたい考えだ。

 18日にはホームの一角にテーブルや椅子を並べ、実際にカフェで対応する社員たちがコーヒーの入れ方や提供の仕方をリハーサル。松永豊総務課長は「風通しもいいし、オープンカフェにいるみたい。駅正面に出れば雄大な鳥海山を眺めることもできる。ホームカフェが癒やしの空間になればうれしい」と話した。

 提供するコーヒーは、同市出戸町の焙煎(ばいせん)コーヒー豆専門店「さい豆(とう)」がホームカフェのために用意したオリジナルの「おばこブレンド」。土曜日のみ同店で焼いたパンも販売する。

 お茶請けには、矢島地域の菓子店が製造する▽くまっこもなか▽虎の子まんじゅう(日曜日限定)▽おばこ号サブレ▽いちご大福―などを用意。町を散策しながら菓子店にも足を運んでもらおうと、地図も張り出す。

 由利鉄は鳥海山ろく線沿線の魅力を知ってもらい、多くの人に利用してもらおうと、地元業者らと共同で商品開発やさまざまな仕掛けづくりに取り組んでおり、ホームカフェもその一環。

 春田社長は「こうした取り組みが地域活性化につながって、由利鉄の利用者が増え、地元業者も潤うというウィンウィンの関係を築ければいい。これからもさまざまな業種とのコラボレーションを考えたい」としている。

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