龍泉洞黒豚のおいしさ発信 岩泉・ギョーザ販売、通販も

キッチンカーを走らせ、焼きたてのギョーザを販売する針生和美さん


 岩泉町の地域おこし協力隊、針生(はりう)和美さんは、同町上有芸(うげい)産の「龍泉洞黒豚」を使った手作りギョーザ「和み餃子」を開発し、道の駅やキッチンカーで販売している。口コミを中心に販路を求めてきたが、任期満了後の独立を見据えてインターネット通販にも乗りだした。

 皮もたねも手作りの冷凍ギョーザは黒豚餃子(15個、1080円)と行者にんにく餃子(同、1125円)。地元スーパーなどに出すキッチンカーでは焼きたてを5個400円で販売している。

 移住したのは2018年。それまで勤めていた都内のラーメン店でギョーザ作りに出合った。「育てる過程の分かる食材で作りたい」と夢をかなえるべく新天地を探した結果、同町の地域おこし協力隊にたどり着いた。

 着任後は研修として半年間、養豚農家で黒豚の世話に携わった。毎日の豚舎掃除や健康チェックなどは重労働だが「豚にはそれぞれ個性がある。肉がいとおしくなった」と貴重な経験になった。

 研修を終えると上有芸を拠点に、ギョーザ作りに乗りだした。使う豚肉は必ず顔や性別を確認した上で1頭分を仕入れ、独自のブレンドでひき肉にする。「今のものが完璧とは思わない」と町産の季節野菜を用いる新商品にも意欲を燃やす。

 5月には新型コロナウイルス感染症の流行に伴う巣ごもり需要に応えて、ネットショップを立ち上げた。任期満了後も同町で引き続きギョーザ販売事業を展開する予定。商店街との商品開発や野外販売イベントの企画にも携わり「移住者が増えてきた。受け入れる側として人をつなぐサポートもしたい」と活動の幅を広げる。

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