
詩人で童話作家、宮沢賢治ゆかりの観光スポット「イギリス海岸」の近くにある花巻市上小舟渡の無料休憩所「くるみの森」は5日、今季の利用が始まった。川のせせらぎや野鳥のさえずりを聞きながら賢治が愛した風景を楽しめる。
来場者に黒の帽子とマント、茶色のかばんの「賢治なりきりセット」を貸し出す。同海岸で採取された約140万年前のバタグルミの化石を展示。今季は新型コロナウイルス感染症の影響で、お茶や茶菓子の無料サービスを当面の間休止する。
くるみの森は2001年に同市里川口町の小田島敬子さん(83)が同海岸の遊歩道沿いの高台にある空き家を活用して開所。19年から同市愛宕町の林正文(しょうぶん)さん(84)が運営を引き継ぎ、60~90代の住民有志15人が日替わりで観光客らをもてなしている。林さんは「賢治が愛した風景を見て癒やされてほしい。マスクを着用した上で立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。
10月18日までの毎週金、土、日曜日に開放する。午前10時~午後3時。
来場者に黒の帽子とマント、茶色のかばんの「賢治なりきりセット」を貸し出す。同海岸で採取された約140万年前のバタグルミの化石を展示。今季は新型コロナウイルス感染症の影響で、お茶や茶菓子の無料サービスを当面の間休止する。
くるみの森は2001年に同市里川口町の小田島敬子さん(83)が同海岸の遊歩道沿いの高台にある空き家を活用して開所。19年から同市愛宕町の林正文(しょうぶん)さん(84)が運営を引き継ぎ、60~90代の住民有志15人が日替わりで観光客らをもてなしている。林さんは「賢治が愛した風景を見て癒やされてほしい。マスクを着用した上で立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。
10月18日までの毎週金、土、日曜日に開放する。午前10時~午後3時。