秋田県大潟村の「桜・菜の花ロード」（県道道村大川線）沿いで、ソメイヨシノと菜の花が見頃を迎え、ピンクと黄色の花々の共演が訪れる人の目を楽しませている。

　桜・菜の花ロードは干拓地をほぼ東西に横切り、道沿いにソメイヨシノやベニヤマザクラなどの桜約４千本と菜の花を植えている。

　村産業振興課によると、今年は１４日に桜が開花。三～五分咲きとなった１５日は青空の下、カメラを構えて写真を撮る人や、車中からの眺めを楽しもうと速度を緩めるドライバーの姿が多く見られた。

　桜は週末まで見頃が続く見込み。菜の花はこれからピークを迎え、５月上旬まで楽しめる見通し。

５月５日まで楽しいイベント盛りだくさん！
　大潟村で「桜と菜の花まつり」が開かれている。村や村内事業者、団体などでつくる実行委員会の主催で、連休中の５月５日まで多彩なイベントを予定している。

　２０、２１日には道の駅おおがたで「ご当地グルメ市」を開催。ホテルサンルーラル大潟内のレストランでは、バイキングなどの特別メニューが提供される。

　２７～２９日と５月３～５日の大型連休は、主会場となる村多目的運動広場周辺に飲食ブースや縁日コーナーを設置。ホテルサンルーラル大潟の北側にある菜の花畑では、子どもに人気のミニ電車を運行する。

　このほか、干拓博物館の親子科学工作教室や生態系公園のトラクター馬車など村内各地で多彩な催しを展開する。

　イベントの日時や場所は、村のホームページで確認できる。問い合わせは実行委事務局ＴＥＬ０１８５・４５・３６５３（村産業振興課）、またはＴＥＬ０１８５・４５・３３１１（ホテルサンルーラル大潟）