第１４６回県種苗交換会が２日、秋田県潟上市で開幕する。キャッチフレーズは「潟上から　聖農の思い　未来へつなげ」。６日までの５日間、農産物の展示や、本県の農業課題について話し合う談話会などが企画されている。ＪＡ秋田中央会の主催で、潟上市協賛会が協賛する。

　開幕に先立ち、１０月３１日には主会場となる天王総合体育館で農産物の審査が始まった。県農業試験場の職員ら審査員が八つの部門に分かれ、作物の出来をじっくり確認していた。審査は１日も行われる。

　２日は午前８時４５分から天王総合体育館前でオープニングセレモニー、１０時半からはかたりあんで新穀感謝農民祭と開会式を行う。午後２時半からは、道の駅しょうわで、交換会の創設に尽力した同市ゆかりの農業指導者・石川理紀之助の銅像除幕式も行われる。