岩手の玄関口を歩行者天国にします－。盛岡市中心部の盛岡駅前から開運橋までの県道１３０メートル区間で、こんな試みがスタートする。地元の商店街振興組合などでつくる実行委が２１日、１万人の集客を見込んだ初のイベントを開く。継続開催を目指す方針で、集客力を高め「歩いて楽しむまち」をパワーアップさせる。

　乗用車やバスが行き交う車道が「歩道」になる。初企画の「もりおか駅前　開運ホコテン」は２１日午前１０時～午後５時に幅１５メートルの県道を通行止めとし、正午～午後４時に開催する。

　イベント内容は振興組合のホームページ（ＨＰ）で紹介する。渋滞回避のため公共交通機関や徒歩での来場を呼びかける。問い合わせは実行委（０１９・６５２・２５９６）へ。