羊毛〝メェ~産品〟に 小岩井農場、品質評価で全国銅賞

銅賞の盾を手にする山田祐太朗さん
 雫石町丸谷地の小岩井農場の羊毛が、第10回国産羊毛コンテスト(SPIN HOUSE PONTA主催)で銅賞を受賞した。羊毛の品質を評価する同コンテストでの入賞は初めて。飼育に携わる関係者は、さらなる品質向上と羊毛の新たな活用へ意欲を燃やす。

 コンテストは品質の評価を通して国産羊毛の価値向上や国産羊毛業界の活性化などを目指している。今年は全国19牧場が参加した。

 受賞した同農場の羊毛は「弾力のある毛質でニットや服地に最適」との評価を得て、1キロ4620円の価格がついた。SPIN HOUSE PONTA(京都市)の本出ますみ代表は「小岩井農場の長い歴史と環境の中で育まれたヒツジだということがよく分かる羊毛だった。ホームスパンや紡績糸として生かす可能性にも注目している」とたたえる。

 同農場では、羊飼いが牧羊犬を使ってヒツジを誘導する様子や毛刈りなどを公開。来場者は伸び伸びと暮らすヒツジの姿を見ることができる。その一方で、現在は羊毛の決まった活用法がない。

 飼育を担当する山田祐太朗さん(30)は「日頃の飼育環境を評価してもらえてうれしい。受賞をきっかけに毛質にも気を配り、今後皆さんに使っていただけるような活用ができないか考えたい」と語る。

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