湯沢「七夕絵どうろうまつり」中止、有志が代替イベント企画

昨年の七夕絵どうろうまつり
 新型コロナウイルスの影響で秋田県湯沢市の伝統行事「七夕絵どうろうまつり」(8月5~7日)が中止になったのを受けて、県内外の有志が独自に絵灯籠を楽しめる代替イベントを企画している。まつりが開催される予定だった5日以降、商店街での絵灯籠展示やウェブサイト上での写真展などにより、3密を避けながら湯沢の伝統文化の魅力を発信する考えだ。

 湯沢市駅通り商店街協同組合(滑川明男理事長)は、商店街の歩道に絵灯籠を展示する「湯沢七夕絵どうろうストリート」を企画した。8月5~7日と、お盆の13~15日の6日間、駅前のサンロード商店街に絵灯籠25基を並べる。

 企画は、商店街に店舗を構える若手事業者が中心となって練った。藤田一平さん(36)は「絵どうろうまつりは湯沢を代表する伝統行事。その魅力を後世にしっかり伝えるためにも、昼夜を問わず観覧できるイベントを考えた」と話す。

 例年のまつりでは車道が歩行者天国となり大小さまざまな絵灯籠が飾られるが、今回のイベントでは商店街のアーケード約230メートルに1店舗分ずつ間隔を空けて絵灯籠を設置。歩行者らが気軽に観覧できるようにする。

 5~7日は日没とともに絵灯籠に明かりがともされるほか、7日夜には絵灯籠が展示されている通りを動画サイトでライブ配信する予定だ。自宅などでお祭り気分を楽しんでもらいたいと、地元の弁当仕出し店「柳澤」と連携して予約限定の「七夕絵どうろう弁当」も販売する。

 13~15日の夜には、アーケードの屋根に色彩照明を取り付け、絵灯籠に照明を当てて幻想的に照らすライトアップを予定している。
 絵灯籠の展示はいずれの日も午前10時~午後9時。弁当の予約は8月4日まで、組合の担当高橋さんTEL090・3363・2963

■過去のまつりの写真、SNSで募集

 湯沢市出身の会社員高橋純一さん(43)=東京都=が事務局を務める任意団体「あきたいざたん」は、絵どうろうまつりの「バーチャル写真展」を開催する。8月5日から9月30日まで、過去のまつりの写真をウェブサイト上で掲載する。

 現在、写真展で公開する過去のまつりの風景を写した写真を募集している。

 あきたいざたんは普段、店主が県出身者の居酒屋や秋田料理を提供する飲食店を紹介するウェブサイトの運営などを手掛けている。まつりの中止を受け、来年のまつりに向けた機運を盛り上げようと企画した。

 高橋さんは「まつりが中止になり、お盆の帰省もままならない中で、故郷から離れて暮らしている人や地域住民、全国のまつりファンがバーチャルを通じて一緒に思いを共有できれば」と語る。

 あきたいざたんのウェブサイト上に写真展用の特設ページを設ける。

 写真は会員制交流サイト(SNS)のインスタグラム、ツイッターで、過去のまつりの絵灯籠やまつりの風景をハッシュタグ(検索目印)「#ゆざわいいね」を付けて投稿する。フェイスブックからも、同団体が運営する「湯沢オンライン」のアカウントからメッセージで写真を送ることができる。募集した写真の中から約80枚の写真を選出し、特設ページに掲載する。

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